LinuxのLAN設定

インターネット接続とLANプリンター

インストールの話ばかりでなくたまには設定の事も書いてみます。
環境はそれぞれですので同じようにやってもうまくいかないかもしれませんが参考までに。
OSは「VineLinux2.6」。

LAN構成の中でのインターネット接続とプリンターの接続設定をします。
仮にプライベートアドレスはPCを"192.168.1.10"、ルーターは"192.168.1.1"、プリンターは"192.168.1.5"とします。
今回のプリンターは「Canon LBPシリーズ」です。

1)LANでのインターネットへの接続

rootでログインし「Network Configuration」を立ち上げます。
「プログラム」−「システム」−「Control Panel」もしくは「RedHatメニュー」−「Administration」−「Network Configuration」
「名前」タブでネームサーバーに"192.168.1.1"を入れます。
「インターフェース」タブで「eth0」にアドレス192.168.1.10が割り振られているはずですのでそれを選択し「編集」ボタンを押します。
「ブート時にインターフェースを活動させる」にチェックを入れ「了解」ボタンを押します。
今すぐに使えるようにするため「eth0」を選択した状態で「活動させる」ボタンを押します。
「ルーティング」タブでデフォルトゲートウェイに"192.168.1.1"、デフォルトゲートデバイスに"eth0"を入れセーブボタンで保存してください。
以上でLAN経由でインターネットに接続できます。

2)プリンター接続

同じくrootの状態で「Printer Configuration」を立ち上げます。
「プログラム」−「システム」−「Control Panel」もしくは「プログラム」−「システム」−「Printer Tool」
「追加」ボタンで「リモートプリンター(Unix lpd)キュー」を選び「了解」ボタン。
でてきた画面で、プリンタ名は任意(LBP-720)、スプールディレクトリとファイルサイズリミットはそのまま、リモートホスト名に"192.168.1.5"、リモートキュー名に"lp"、入力フィルター選択ボタンでフィルターを選択(Canon LBPシリーズの場合はCanon LASER SHOT LIPS Wあたり)を入れて「了解」ボタン。
リストに設定したプリンター名(この場合はLBP-720)が表示されるので選択後、「lpd」−「lpdのリスタート」を選択。
以上でプリンターが使用できます。「テスト」−「ASCIIテストページの印刷」等で確認してください。